病院でダウン症の子ども向けに体操教室をしてくれているところがあり、
初めてそちらに参加させていただきました。
こちらの体操というのは、
ダウン症の子が立って歩けるようになるまでの教室です。
歩けるようになったら卒業とのことでした。
まず、診察をしてもらい、
最近の子どもの様子や心配事などの相談を聞いていただけます。
要望があればシナジスの注射や予防接種も実施してくれるそうです。
その後、体操教室を実施している場所へ案内していただき、
体操を教えてもらいます。
グループレッスンの様な形かと思いきや、
先生一人がついてくれる個人レッスンでした。
時間は40分程度だったと思います。
初回だったのでいろいろと話を聞いてもらったため長くとっていただけたのだろうと思います。
予約は30分おきだったと思うので、普段は30分くらいかな。
まず、ペロちゃんがどこまでできるかを聞かれました。
ペロちゃんはもうすぐ1歳になりますが、
今のところ寝返りのみできる状態です。
お座りはできません!
レッスンでは家でも簡単にできるトレーニングを教えてもらいました。
日ごろからこまめに実施するトレーニングを3種類、
毎日一回以上実施するトレーニングを2種類紹介したいと思います。
【日ごろからこまめに実施するトレーニング】
①手を握って状態を起こす
仰向けの状態で寝転がっているときに抱きかかえるとき、
私はいつも脇を抱えて起こしていたのですが、
手を握って起こすと良いそうです。
ペロちゃん、一応首がすわっているため、
手を握って起こすと自ら腹筋を使って起きてくれます。
日ごろから手を握って起こすことで、腹筋を使う回数が増えるので、
生活に取り入れてくださいとのことでした。
手が抜けるんじゃないかと怖くてやっていませんでしたが、
大丈夫そうなのでやってみようと思います。
夫はすでにやってくれていたようです。さすが笑
②うつ伏せの際、腕を片方ずつあげるように促す
うつ伏せになった時におもちゃなどで誘導し、
手をなるべく高く上げられるようにした方が良いそうです。
ペロちゃんの場合は左手を上げるのが苦手なので、
右肩を抑えて右に重心をかけてもらい、
左手を動かすように促してくださいとのことでした。
確かに左手はあまり動かしていなかったので
これから動かすように誘導しようと思います。
③お座りの体勢に慣れる
これは訪問看護でも言われていたことですが、
お座りの体勢に慣れることが重要とのことだったので、
テレビを見ているときや空いている時間にお座りの姿勢をとってみてくださいとのことでした。
その際、子どものおしりは親の太ももや足にのせて、
子どもの両足がちょうど床につくくらいの高さにすると良いそうです。
さらに、子どもの脇に手を回すよりも、
脇をつかんで親指で肩甲骨を抑えるようにすると子どもが楽に座れるとのことでした。
いつも脇に手を回していたので、改善しようと思います。
【毎日1回以上実施するトレーニング】
①うつ伏せの状態で脇を持ち上げる
子どもがうつ伏せの状態になった後は、
手のひらで状態を起こせるようなっていくそうです。
ペロちゃんはまだ肘でつくことしかできないので、
手のひらで体を持ち上げる体勢ができるように補助をしてくださいとのことでした。
うつ伏せの状態で、手のひらが床の位置につくくらいの高さまで持ち上げます。
毎日少しの時間やってみようと思います。
②船のへさきポーズ
下記の書籍に載っている体操です。
ダウン症児の赤ちゃん体操
わかりずらいのでアイキャッチ画像を見てみてください!
膝をピンと伸ばして自分の背筋だけで体を支えるといったポーズのようです。
大人はできないのでは・・
ペロちゃんは一瞬がんばって背筋で支えようとしてくれました。
到底膝を抱えるだけではできないので、
大人二人がかりでやってみてくださいとのこと。
これができる日なんてくるのかなと思いますが、
頑張ってやってみようと思います。
あとは保育園での過ごし方を相談しました。
ペロちゃんは吐乳が多いので、
なるべく飲んだミルクを吐かないように、
食後1時間くらいはバウンサーにいることが多いようでした。
私も食後はバウンサーにのせてみてくださいと保育園に頼んでいたので
そうなったのですが。。
本日体操を教えてくれた先生に聞くと、
体の発達としては、腹ばいの状態で背筋を使った方が良いとのことだったので、
バウンサーの時間を食後30分程度にして、
なるべく床に転がせておいてもらえるように頼んでみようと思います。
以前吐乳の状況を記録してもらいましたが、
ほとんどあおむけの状態で吐いていました。
うつ伏せの状態でも同じくらいの吐乳量であれば、
もううつ伏せで好きなように転がっていた方が良いかなと思いました。
家では結構うつ伏せの時間が長いのですが、
吐くときは30ccくらい吐くけどそこまで頻繁ではありません。
保育園の先生方には方針をころころ変更して申し訳ないですが、
いろいろチャレンジさせていただこうと思います。
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